海外安全対策情報平成25年度第2四半期(7月~9月)

 

1 社会・治安情勢

 

(1)テロや内戦はありませんが、侵入強盗事件・路上強盗事件・カージャック事件が頻発して発生しています。

 

(2)マラウイとタンザニア双方において両国国民の対立が激化しており、治安情勢の悪化を招いています。報道によりますとタンザニア国内において不法滞在マラウイ人に対する警察による一掃活動が続く中、外国人排斥を目的とするタンザニア人グループがマラウイ人男性(28歳)に暴行、右男性が死亡するに至ったことから、9月23日にマラウイ国内においても右に対抗してタンザニア人への報復活動が発生しました。マラウイ人数百名がマラウイ北部のムズズにあるタフィア・マーケット(タンザニア人が多く働いていることで知られていた)に集合、タンザニア人襲撃を試みましたが、武装警官が出動し襲撃は回避されました。翌24日に副大統領がムズズを訪問し、冷静な対応を呼びかけ平穏を取り戻しましたが、タンザニア人が多いと言われるカロンガ、ムズズ、リロングウェのローカルな商店街やマーケットでは引き続き注意が必要です。


2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向

 

(1)邦人被害事案
(ア)7月12日午後、チョロ市のマーケットで買物をするためにバイクを駐輪していたところ、バイクのナンバープレートが盗まれる被害に遭いました。
(イ)7月21日、マンゴチ市の自宅に空き巣に入られ、電気クッカー、自転車、マットレスが盗まれる被害に遭いました。なお、事件当日、雇用警備員は許可を得て任務を離れていたとのことでした。

 

(2)邦人以外の被害事案
(ア)7月11日の日中、英大のコンサルタント員がリロングウェ市エリア12を車両走行中、拳銃のような物を所持した一団による、カージャック被害に遭い車両が強奪されました。

 

3 テロ・爆弾事件発生状況


テロ・爆弾事件は発生していません。


4 誘拐・脅迫事件発生状況

 

誘拐・脅迫事件の発生情報はありません。

 

5 日本企業の安全に関する諸問題

 

対日感情は良好であるため、現時点では日本企業であることを理由に問題となる情報はありません。

 


法的事項  アクセシビリティについて  プライベートポリシー
Copyright (C): 2012 The Embassy of Japan in Malawi